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モディリアーニ【座る少女】

モディリアーニ【座る少女】

1920年頃の「エコール・ド・パリ」には、野心と希望に溢れた無名の前衛画家が集まっていました。
モイズ・キスリング、マルク・シャガール、藤田嗣治、そしてパブロ・ピカソ。友情と嫉妬の中、彼らは毎晩のように酒を酌み交わして鬱屈を吐き出しました。その中で浴びるほど酒を呷り、麻薬に溺れ、醜態と狂態を晒していたのがモディリアーニでした。
モディリアーニが描き続けたのは肖像。「生きた人間が前にいないと、何も描けない」と言って彼は友や女、詩人を描きました。彼が描いたピカソの肖像の左肩に「SAVOIR(知る)」と書き込まれています。この言葉には、モディリアーニがピカソを知る、ピカソがモディリアーニを知るという2つの意味がありました。
当時、ピカソは皮肉混じりに「酔いつぶれたモディリアーニを見かけるのは、決まって人目をひく街角だ」と言っていました。彼はモディリアーニのボヘミアン気取りを見抜いていました。
不遇と貧困の底にいたモディリアーニ。その中で、自分のフォルムを完成させたのです。長い首、傾げた顔、アーモンド形の青い瞳。写実を超えた、モディリアーニの肖像画です。

モディリアーニ【座る少女】

価格:

88,000円 (税込)

額装タイプ:
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(イタリア 1884~1920)
個人所蔵
号数:M10号
額装サイズ:730×530mm

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